遠近 - をちこち
をちこち 【遠近・ 彼方此方】
①あちらこちら。
②未来と現在。または過去と現在。
③「-のひと」で旅人の意。
江尻浩二郎
遠近者、打ち聞き者、igoku編集部メンバー、地域文化活動者、演出者、リサーチャー、ツアー作者、ツアーガイド
1970年福島県いわき市小名浜生まれ小名浜育ち。東京大学法学部第3類政治コース卒。学生時代より演劇活動を開始。その後原付に着替えと寝袋だけを括り付けて足掛け10年ほど国内を放浪。金がなくなると住み込みで働かせてもらい、当時の全市町村および定期航路のある有人離島をほぼ見聞。さらに周辺諸国を巡ったのち、中央アジア・キルギスにて戒厳令下の文化事業を企画運営。震災後帰郷し、地元のコミュニティFMで中山間地域のネットワーク作りを担当。2015年からフリーランスとなり、地域文化・郷土芸能・異文化理解・地域包括ケアなどの分野で活動。非常勤講師を務めていた某私大で2023年から職員兼専任教員となり、現在は15か国250名ほどの外国人留学生と日々を過ごす。
『人魚まる裸みだ髪』でもりげき戯曲賞グランプリ。自作『 リミッターカット』の演出で日本演出者協会若手演出家コンクール優秀賞。 いわきの地域包括ケア「igoku」でグッドデザイン賞2019金賞。 そのほか、海と日本プロジェクト「磐城国海の風土記」連載。カオス*ラウンジ市街劇「百五〇年の孤独」リサーチャー、地元小名浜を中心にツアー作品上演多数。主要な打ち聞きテーマは泉藩廃仏毀釈、ヤッチキ踊りの起源と伝播、潮目の風土と民俗。